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2011年12月14日水曜日

iPod touch で Flash のゲーム

iPod touch や iPhone などの iOS では、Flash を使った Web サイトなどを表示することができません。
これは、Apple が(というか、スティーブ・ジョブズが)不安定な Flash を嫌ったためです。

プラットフォームの全面的なサポートがないため、iOS での Flash の再生は今のところ(2011/12/14 現在)では、主に次の2つとなります。

1)Flash を「自己責任」でインストールする。
2)Flush に自己対応したブラウザを使う。

「1」は、いわゆる「脱獄」と呼ばれているものです。
簡単に言えばクラックですね。
当然、メーカー保証の対象外となり得る行為ですから、何らかのトラブルがあった場合、サポートが受けられなくなる(もしくは、実費になる)可能性があります。

「2」は、独自対応した i アプリを使う方法です。
代表的なのは「Skifire Web Browser」(以下、Skifire)と「Puffin Web Browser」(以下、Puffin)でしょう。

Skifire は、Flash で書かれているページを一旦変換用のサーバに送り、HTML5 に変換したページを表示することで再生する仕組みです。
ただ、対応しているのは動画のみで、ゲームなどのインタラクティブなものには未対応のようです。

Puffin も Skifire と似ていますが、こちらはサーバ側で内部展開した「画像」を表示します。
Flush の実行はサーバ側で行われ、その結果の表示や入力の受け付けをブラウザが行うという仕組みです。
このため、Puffin は動画以外の Flash にも対応しますが、「画像」として表示されているため、文字列のコピーなどはできません。

動画中心にと思っている人には Skifire が、ゲームもと思っている人には Puffin が良いのではないでしょうか。
それぞれ有料で、Skifire は 250 円、Puffin が 85 円となっています。

私はゲームが目的のため、Puffin を導入してみました。
とりあえずの感想は「意外と使えそう」です。
詳細なレビューは、改めて書きたいと思います。

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