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2013年9月12日木曜日

Windows RT マシン(ハードウェアレビュー)

オークションで Windows RT マシンを落札してしまいました。

ASUS の VivoTab RT TF600T です。
Mobile Dock(専用キーボード兼補助バッテリー)付きで 2.5 万円。

キーボードセットの場合ソフマップの中古だと 4 万円強、価格.com のオークション最安値で 3.5 万円なので、かなり安く済んだと思います。
(落札したのはキーボードセットではなく、それぞれ単品でしたが、内容としては変わりないと思います)

Microsoft Office を持っていないので(PC では OpenOffice.org を使用)、Microsoft Office を買うと考えれば高くないかなぁと思って買いました。
また、評判の悪い Winodws RT を使ってみたいというのもありました(笑)。

届いた商品は、とても綺麗なものでした。
付属品は一通り揃っているようでしたし、使い込んだ感じも特にありませんでした。
(出品者に感謝)



さて、まずは本体側ですが…。

大きさはは思っていたより小さかったです。
何となく、10 インチというと「大きい」という印象があったのですが、実際に手にしてみるとそうでもないですね。
(薄いというのもあると思います。現在使っている Nexus 7 2012 よりも薄いですから)
重量も思っていたほどは無く、大袈裟に言うと 7 インチサイズのタブレットとあまり変わらない気がします。
筐体は金属製で強度がありそうです。

本体中央下端(横向きにした場合)に Windows のロゴがあり、ここがタッチキーになっています。
片手で持つ時は誤って押してしまうことが何度かありました。

本体下面には Mobile Dock ドックとの接続コネクタが2つあり、ポカッと穴が開いています。
ここは若干気になりますね。

電源コネクタは特殊形状で、ドックとの接続コネクタの片方の中に埋め込まれています。
充電には付属の専用電源ケーブル(片方が USB B コネクタ)を使うため、ケーブルが破損したときは困りそうです。

また、本体側には USB ポートがなく、電源コネクタに専用の USB アダプタを使うことで使用できるようになります。
(つまり、充電中は USB が使えません)

本体メモリは 16 GB しかありませんが、micro SD カードスロットがついているので容量に困ることはないでしょう。
(ちなみに、SDXC 対応で 64 GB までサポートされているようです)

画面は思っていたよりも綺麗で、輝度も十分でした。
赤が強いというレビューもありましたが、色に疎い私には全くわかりませんでした。



次に Mobile Dock。

VivoTab RT TF600T 専用のバッテリー内蔵キーボードで、受け皿状のヒンジパーツに本体を差し込んで繋げる感じです。

バッテリーを内蔵しているだけあってかなり重く、本体と合わせると 1 kg を越えます。
Mobile Dock をつけてもかなり薄いため(18.7 mm)、この状態だとかなり重たく感じますね。
ただこの重さゆえ、本体側(液晶画面側)が重たくてコテンと倒れるといようなことはありません。
(かなりドッシリしています)
また、重たい本体を支える必要があるだけあってヒンジ部分はかなり固く、本体が差さっていない状態で動かすには結構な力が必要です。


見た目として、一般的なクラムシェル型のノートパソコンと同じ感じですが、ヒンジ部分が出っ張っていて、ここがちょっと不恰好です。
構造上仕方がないと思いますが、全体的にスリムなだけに残念な感じですね。

加えて、90 度以上画面を開くとヒンジ部分が床に当たり、開けば開くほどチルトする感じになります。
ここはヒンジ部分の出っ張りを上手く利用した感じでしょう。


他のレビューにもあったように、本体との接続部分はかなりガタつきます。
ただ、接続自体はしっかりしているようですので、簡単に外れることはないでしょう。
(脱着は本体横にあるスライドスイッチで行います)

Mobile Dock を付けると、キーボードとタッチパッドが付いて、バッテリー駆動時間が増える他、USB 2.0 ポートが増えます。
電源コネクタは他にあるので、本体付属のアダプタを使えば 2 ポートになります。


キーボードはアイソレーション型で、キータッチやキーピッチも悪くないと思います。
ただ、縦方向が短いため、数字キーを打つときにファンクションキーを打ってしまうことが結構ありました。
慣れの問題だと思いますが、注意が必要です。

タッチパッドについては、操作感自体は悪くないものの、Windows マシンにあるような「端を撫でるとスクロールする」という機能がなく、ちょっと不便な感じです。
(ここは、ソフトウェア(デバイスドライバ)の問題かと思いますが)
他のレビューにあったような、「親指がタッチバッドに触れて誤動作する」といった使いにくさは感じませんでした。
(またそんなにハードにタイプしていませんけど)

Windows ノートなどにあるような[Fn]キーもあり、機能も大体同じ感じです。
タッチパッドを無効にするキーもあり、それを押すとキーの上の LED が点灯するなど、作りとしては結構凝っています。


バッテリーについては、やはりかなり持ちそうです。
3~4 時間程バッテリー駆動でいろいろといじりましたが、バッテリーは 70 % くらい残っていました。
(最初はほぼ 100 % でした)
この3倍くらいは動きそうですから、少なくとも 10 時間くらいは持ちそうです。
(公称では 16 時間です)


ハード面はとりあえずこんな感じ。
続けて、ソフト面の感想を書きたいと思います。

2013年9月10日火曜日

今更ですが、Nexus 7 2012 を買いました

といっても、2ヶ月前のお話なんですけど。

それまで使っていた中華パッド、Novo ELF II に大きな不満があったわけではないのですが、何となく(ほとんど衝動的に)オークションで落札してしまいました。
32 GB モデルで 2 万円と値段はそこそこ。
付属品は一通り揃っていて、液晶保護シールとケースも付いていたので、悪くはない買い物だったと思います。

で、使用感ですが…。


通常はあまり違いを感じません。
Nexus 7 の方が解像度が高いのですが、普段表示されているものからは、その差は感じられませんでした。
(唯一、月齢を表示するガジェットだけ、物凄く綺麗になりました)

ただ、Nexus 7 への乗り換え目的であった、「電子書籍を拡大せずに読む」は実現できました。
ELF II だと拡大しなければ潰れて読めなかった文字も、Nexus 7 だと何とか読むことができます。
かなり小さくて読み難いですが、それでも拡大せずに読めるというのはかなり便利です。


動作については…これも違いは感じません。
ELF II でもそれなりの処理能力を持っていたので、元々が十分だったのでしょう。
ただ、N64 エミュなど、重たいものでは差が出てきます。
ELF II ではかなりコマ落ちしてまともにプレーすることはできませんでしたが、Nexus 7 では普通にプレーできました。


無線については、普通に改善されました。
これは ELF II がダメだったというだけですが、これまでエラーが連発していた電子書籍のダウンロードも一発でできるようになりました。


その他は…。

GPS を内蔵しているので、Google マップなどで現在地を正しく測定できます。
徒歩ナビとして使えるので、それなりに便利かもしれません。

Bluetooth もちゃんと使えました。
(といっても、普段は使わないので、テストして使ってみただけですけど…)


全体的に、これで 2 万円は確かにコストパフォーマンスが良いなという感じです。
発売されて半年以上経つ製品ですが、今でもまだまだ見劣りはしない感じですね。

ただ同時に、ELF II のコストパフォーマンスの高さも実感しました。
性能差は当然あるわけですが、この差で価格が半分というのは、改めて考えても驚異的です。
中華パッドは相応のリスクがありますし(実際、カスタムファームしか使っていません)、ELF II には無線がダメダメという欠点がありますが、それを考えても費用対効果はかなり高いと思います。


ちなみに、ドッキングステーションも衝動的に買ってしまいました。
置いただけで充電できるというのは、やはり便利ですね。
一応、ケースを付けたままでも置くことができますし(充電はできませんけど)。
縦にも置けるので、思っていた以上に便利でした。