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2014年7月11日金曜日

VAIO Duo 11 を買いました

またまた今更ですが、VAIO Duo 11 を購入しました。

というわけで、早速レビューを。

VAIO Duo 11 はキーボードを搭載したタブレット型 Windows パソコンで、液晶パネルの奥側をはね上げると手前側が後方にスライドしてキーボードが出現するという、ちょっと変わったギミックを持った製品です。
一応、ウルトラブックに分類され、特殊なギミックを持ちながら厚さは 17 mm 台となかなか頑張っています。
とはいえ、重量が約 1.3 kg もあるため、タブレットとしてはかなり重いですけど。


画面は 11.6 インチ。
ノートとしては小さめですが、タブレットとしてはかなりデカいです。
解像度はフル HD ですが、思っていたほど細かくは感じないですね。
発色はかなり濃いめで、メインで使っているの VAIO E シリーズと比べるとかなり違和感を感じます。
もちろん、タッチパネルも装備しているので、Windows 8 との親和性はかなり高いと思います。

キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチはやや短めですが、入力しにくいという感じはないですね。
キーはやや遊びがありますが、打ち損じるほどではないです。

ポインティングデバイスはキーボードの中央付近に「トラックパッド」が付いています。
見た目は VAIO C1 シリーズや IBM の ThinkPad にあったスティックのようですが、その名の通り「パッド」になっています。
ですので、倒すように操作するのではなく、撫でる様に操作します。
スティックでの操作に慣れている人は、結構戸惑うでしょう。
また、パッド自体が非常に小さいため、長い距離の移動がしにくいですね。

ストレージは SSD を搭載していて、HDD のように衝撃や振動を気にする必要はありません。
また、このストレージは結構高速なようで、VAIO 特有の機能と組み合わせることで Windows 8 の起動に 10 秒とかかりません。
最初はあまりにも速いため、「本当に再起動したのか?」と不安に感じるくらいでした。

インターフェースは、USB 3.0 が 2 ポートとメモリカードスロット、D-Sub15 ピンと HDMI、RJ-45 を搭載しています。
液晶パネル側と背面側にカメラを搭載していますが、背面側のカメラは本当に背面についているため、キーボードを出している状態だと床が写ります(笑)。
また、センサー類として、ジャイロセンサーや加速度センサー、GPS などを搭載していて、タブレットとしての機能に不足はないでしょう。
加えて、WiMAX も搭載しているため、契約さえすれば単体でのネット接続も可能です。

CPU には Core i5-3337U(1.80 GHz) を搭載。
パワーはあまりありませんが、通常の範囲でパワー不足を感じることは特にないですね。

グラフィックは Intel HD Graphics 4000 ですが、これも意外と強力です。
PSO2 程度なら、標準画質でも何とか動きます。

バッテリー駆動時間は、仕様上は 7 時間となっていますが、私の使い方だと 4 時間程度という感じですね。
モバイル製品としては、やや心許ない感じです。


この製品には、デジタイザペンとノイズキャンセリングヘッドホンが付属しています。

デジタイザペンは、ペンを画面に近づけるとマウスのように使用できるもので、直観的な操作が可能です。
感圧機能もありますが、これはまだ試していません。

ノイズキャンセリングヘッドホンも、今のところ未使用です。


VAIO Duo 11 は、既に専用のオプションの製造・販売が終了しているため、在庫や中古での入手になります。
このため、やや高騰感があります。

持ち出し用のケースが欲しかったのですが、このような関係から専用ケースの購入は見送りました。
かといって、市販のケースではサイズが合いません。
(横が長く、奥行きが短い)

そこで、ランドアートさんのインナーケースを購入しました。
こちらの会社はパソコンを指定して注文することができ、パソコンに合わせてケースを作ってくれます。
緩衝材を使ったケースなためキズなどには弱そうですが、本当にピッタリのサイズなため使い勝手は結構良いです。

ただやはり、持ち歩くには少し大きい感じですね。
特に、横が結構長いため、想像以上に嵩張ります。
重さもそこそこあるため、毎日気軽に持ち歩くのには、イマイチかもしれません。
使い勝手は良いので、もう少しコンパクトあるいは軽量なものが出ると良いですね。